旅費をおさえながら、しっかり眠れてプライバシーも守られる…。そんな理想の長距離移動手段として注目度が高まっているのが「3列独立シート」の夜行バスです。
従来のバスの「狭くて寝づらい」「混み合って落ち着かない」といったイメージを払拭し、個別空間の快適さや充実した設備、賢い移動のコスパの良さまで、多くの魅力が詰まっています。
この記事では、3列独立シートの特徴やメリット、具体的なおすすめ路線、さらには快適な過ごし方の実践ポイントまで、分かりやすくご紹介します。
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3列独立シートの夜行バスで安く快適に長距離移動

3列独立シートがある夜行バスなら、安く快適に移動できます。
料金は新幹線よりリーズナブルなうえ、ゆったりとしたシートで熟睡できるのが魅力です。
3列独立シートの概要
3列独立シートの夜行バスは、快適さとプライバシー性を追求した人気のバスタイプです。
座席は1列3席(1+1+1配置)でそれぞれの席が通路で独立しており、隣席との間隔もゆったり。
乗車のイメージ
多くの車両では座席ごとにカーテンやパーテーションを備え、半個室のような空間で周囲の視線や物音を気にせず寛げます。
フットレストやレッグレストも装備され、疲労軽減や快眠をサポートしてくれます。
通常の4列シートより1,000~2,000円ほど高い料金設定ですが、そのぶん快適装備(個別コンセント・Wi-Fi・トイレ・読書灯・ブランケットなど)が充実。
感染症対策や安全面からも人気が高い設計です。
ただし、完全なフルフラットではありません
ゆったり3列シートで、お得さと快眠を両立
3列独立シート(通路を挟んで1+1+1配置)の夜行バスは、新幹線に比べて圧倒的にリーズナブルな料金が魅力です。
東京-大阪間なら、片道5,000~10,000円程度の便が多く、新幹線指定席の1/3前後の費用で移動できます。
さらに、夜行バスであれば宿泊費が不要なケースも多く、時間も有効活用できるためコストパフォーマンスが抜群です。
狭くて眠れない…は昔の話!
「夜行バスは狭くて眠れない」というイメージは、3列独立シートの登場で大きく変わりました。
シート幅は45~55cm程度と広め、隣席との間に間仕切りやカーテンを設けているバスもあり、プライベート感も向上しています。
リクライニング角度も130~145度前後まで深く倒せる車両が増え、体への負担が少なく、仮眠や熟睡がしやすい設計です。
足元スペースも広めに確保されており、身長が高めの方でもストレスなく利用できます。
設備充実!夜行バスでも旅の質が大きく向上
最新の3列独立シート車両では、以下のような設備が標準的になりつつあります。
トイレ付き車両:長距離移動でも安心。ウォシュレット機能や衛生面に配慮した車両も拡大中
無料Wi-Fi:仕事も娯楽もストレスフリー
個別コンセント/USBポート:スマホや電子機器の充電も心配なし
読書灯・フットレスト・枕・ブランケット:旅先での快適な仮眠をしっかりサポート
独立エアコン・空気清浄機:快適な温度管理や空間の清潔さも維持
仕切りやカーテン:感染対策の観点からもプライベート確保を重視
設備やアメニティはバス会社や便によって異なるため、希望する装備が必須の場合は予約時に公式サイトで事前の確認をしましょう。
夜行バス×日帰り旅行で時間もフル活用
夜に出発して早朝に到着できる夜行バスは、1日観光を満喫できる「弾丸日帰り旅行」に理想的です。
朝から夜まで時間をフル活用でき、ホテル不要でコストダウンも実現できます。
効率よく観光するコツは、目的地や見どころを厳選し休憩を適宜挟むこと。軽装・身軽で動ける装備を心がければ、少ない休暇でも充実した旅が楽しめます。
終電後も安心「深夜バスをうまく使って移動」
新幹線の終電を逃した夜や、イベントや飲み会後に朝まで過ごしたいときにも、深夜発の3列独立シートバスが便利です。
静かな個別空間でしっかり仮眠が取れ、到着後も快適な体調をキープしやすいのがメリットです。
始発を待たずに帰れる/移動できるので、時間を有効活用できます。
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3列独立シートのおすすめ夜行バスをご紹介
快適に利用できる主要な3列独立シートの夜行バスをいくつかご紹介します。
新潟交通「WEライナー」新潟~仙台線(夜行便)
- 料金:7,500円〜9,500円
- 区間:新潟~仙台
- 参考URL:https://www.niigata-kotsu.co.jp
カーテン付き3列独立シートを採用し、パーソナルスペースをしっかり確保。移動時間も安心して仮眠が取れます。
新潟交通 夜行バス(新潟~池袋・新宿線)
- 料金:6,000円〜8,000円
- 区間:新潟~池袋・新宿
- 参考URL:https://www.niigata-kotsu.co.jp
東京への交通手段として定番の路線。3列シート車両では電源・Wi-Fiを完備し、快適な設備が整っています。
新潟交通 夜行バス(新潟~名古屋線)
- 料金:7,500円〜9,500円
- 区間:新潟~名古屋
- 参考URL:https://www.niigata-kotsu.co.jp
寝ている間に長距離を移動できる深夜便。快適な3列独立シートで、スペースの広さも魅力です。
西日本JRバス「ドリームルリエ号」(京阪神~東京)
- 料金:9,400円〜12,400円
- 区間:京都・大阪・神戸~東京
- 参考URL:https://www.nishinihonjrbus.co.jp
高級感のある2種類のシートから選べます。プレシャスクラスはより個室に近く、長距離でも快適にくつろげます。
長電バス(長野~池袋線)
- 料金:6,200円〜7,200円
- 区間:長野~池袋
- 参考URL:https://www.nagadenbus.co.jp
都市間の移動に便利なコンパクト路線。座席ごとに仕切りあり。適度な距離と価格で利用しやすいのが特長です。
四国高速バス(高松・丸亀~新宿線)
- 料金:10,500円〜12,500円
- 区間:高松・丸亀~新宿
- 参考URL:https://www.yonkou-bus.co.jp
四国と東京を結ぶ定番夜行便。遮光カーテンやブランケットのほか、Wi-Fiや電源も完備された快適仕様です。
サンアンドムーン号(千葉・東京~京都・大阪)
- 料金:7,800円〜10,800円
- 区間:千葉・東京~京都・大阪
値段と快適性のバランスがよく、利用者の満足度も高い便。座席まわりの設備が充実し、初心者にもおすすめです。
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3列独立シートの夜行バスで快適に過ごす5つのコツ

3列独立シートは、ゆったりとくつろげる空間が魅力ですが、それでも長時間の車内滞在は疲れるもの。
ここからは、夜行バスの車内で快適に過ごすための5つのコツを詳しく解説していきます。
睡眠をサポートする専用グッズを活用する
3列独立シートは広いですが、長時間眠るには「首・腰のケア」と「冷え対策」がポイントです。
自宅のベッドほどの寝心地は期待できませんが、快眠グッズを上手に活用することで、ぐっすり眠れる環境を作ることができます。
ネックピロー・腰当てクッション
首や腰の負担を和らげ、姿勢をサポート。体格に合わせて選ぶと快眠度が上がります。
ブランケットやレッグウォーマー
足元の冷えを防ぐことで、寝つきが良くなります。コンパクトに畳めるものが理想です。
自分の枕
固さや高さが合わない時は、お気に入りの枕を持ち込むとより安眠できます。洗えるカバーも便利。
エアーマット
硬めのシートが苦手なら、折りたたみ式のマットでベッド感覚の寝心地に。荷物が増えすぎないよう注意。
車内での食事やご当地グルメを楽しむ
夜行バスでの食事は「手軽さ」と「旅気分」がカギです。
おにぎり、サンドイッチ、パンなど好みでアレンジ。コンビニ商品でもOK。テーブル付き車両なら、お湯を注ぐタイプが便利。バランスよく選ぶと満足度がUP。
お取り寄せご当地グルメもおすすめ。
福岡の明太子や秋田の稲庭うどん、三島コロッケなど、個包装の名産で旅気分も盛り上がります。
休憩所で駅弁や名物の購入もあり。事前に情報を調べておくと、停車中でも地元のおいしいものが楽しめます。
アイマスクと耳栓で光と音のストレスなく熟睡
多くの3列独立シートバスではカーテンがありますが、完全防音・遮光ではないため、五感へのケアが重要です。
遮光性の高いアイマスクは、フィット感や立体構造で選ぶと、目元に負担が少なく朝まで安心。
シリコン耳栓・ノイズキャンセリングイヤホンもアナウンス・話し声などに敏感な人には必携。価格やタイプは数種類試して自分に合うものを。
眠りやすい環境づくりとして、好きな音楽やリラクゼーション用のアプリも活用できます。
乗車前の入浴とストレッチでリラックス
バスに乗る前に、40℃前後のお湯でゆっくりリラックス。血流が良くなり、車内でも寝つきやすくなります。
また、首や肩、腰周りをほぐしておくことで、長時間の着席による張りや疲労が軽減されます。
ラベンダー等アロマの香りは旅先の緊張を和らげ、眠りを誘う効果も。タオルやピローケースに含ませておくと◎。
乗り物酔い対策と体調管理はしっかりと
酔い止め薬は乗車1時間前に服用しましょう。液体・タブレットなど様々なタイプがあり、眠くなりにくいタイプも選べます。
視線は遠くの景色を見るか、前方を向くことがおすすめ。スマホや本を凝視するのは控えましょう。
また、乗車前に飲食は軽めにし、胃腸に負担をかけない食事を心がけましょう。
酔ってしまった場合は深呼吸や冷たいタオルで顔を拭くなどリラックスし、乗務員に相談することも忘れずに。
まとめ
3列独立シートの夜行バスは「安さ」と「快適さ」を両立できる、今注目の長距離移動手段です。
座席の広さや半個室感、充実した設備により、眠りの質も従来とは比べものにならないほど向上。
豊富な運行路線が選べるほか、日帰り観光や終電後の移動といった幅広い使い方が可能です。
さらに、専用グッズの活用やアイマスク・耳栓、入浴、ストレッチなどちょっとした工夫で、車内時間は一層快適なものに。
これからの旅や出張には、手軽さも心地よさも諦めない「3列独立シート夜行バス」をぜひ選択肢に加えてみてください。
あなたの長距離移動を、もっと自由で有意義な時間に変えてくれるはずです。
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