「スマホを充電できるかどうか不安…」
「充電切れを気にせず、移動中も動画視聴を楽しみたいな…」
スマートフォンは今や、旅先での地図案内や連絡手段、エンタメまで移動の必需品です。
特に長距離を走る夜行バスでは、充電切れが不安という声も多く聞かれます。
幸いにも、現在、多くの夜行バスではコンセントやUSBポートの設置が当たり前になりつつありますが、各便ごとに設備や運用には違いがあるのも事実です。
この記事では、夜行バスの充電最新事情から、持っておくと安心な充電グッズ、さらに全員が快適に過ごすための充電マナーまで、押さえておきたいポイントをまとめてご紹介します。
\ 高速バス予約で最大5%還元 /
夜行バスでスマホ充電はどうする?

夜行バスでの移動中にスマートフォンの電池が切れると、地図アプリで経路を調べたり、目的地での連絡を取ったり、音楽を聴いたりと、さまざまなシーンで不便さを感じるものです。
特に長距離路線だと10時間を超える移動も珍しくなく、充電切れリスクはまさに旅の大敵。
ここでは、夜行バス車内の充電事情を徹底的に解説していきます。
コンセント・USBの設置はもはや標準装備
従来、夜行バスでの充電設備は一部の高級車両のみだったものの、現在では、都市間を結ぶ主要路線バスの多くが「各席にACコンセントもしくはUSBポート」をほぼ標準で設置するようになりました。
4列シートでも全列に設置されていることが多く、3列独立席や「プレミアム席」タイプでは、さらに大型デバイス充電や急速充電対応の設備も拡充しています。
ACコンセント(100V)
スマートフォンだけでなく、ノートパソコン・タブレット・デジタルカメラなど幅広い電子機器の充電が可能です。ビジネス利用や長期出張時の荷物もこれで安心。
USBポート
DC5V出力が基本。ほとんどのスマホやワイヤレスイヤホンなどの充電に使えます。一部バスでは「急速充電対応USB」やUSB Type-C端子への切替も進行中。
ただし車種や便、座席グレードによる差はある
全てのバスが同じ設備とは限りません。特に格安深夜バスや老朽車両だと「一部席のみ」「通路側なし」「全席設置なし」などケースバイケース。
例:ウィラーエクスプレスやJRバス高速便はほぼ全席対応、関西~関東間の大手新型車両はUSB/コンセント両方あり。
一方、ツアーバスや一部貸切便、地方小規模路線は部署ごとの差や導入が遅れているケースも。
各大手バス会社の充電サービス事情
バス会社 | コンセント | USB | 急速充電 | 補足 |
---|---|---|---|---|
ウィラーエクスプレス | 全席 | 全席 | 一部あり | ノートPCにも対応 |
オリオンバス | 全席 | 全席 | なしまたは一部 | 座席種や便種で差がある |
JRバス関東 | 一部または全席 | 全席 | 一部あり | 列や車両ごとに設置数が異なる |
貸切・地方路線 | △ | △ | △ | 要問い合わせ・オプション対応あり |
設備利用の注意点
定格100V未満の機器のみ利用可。調理家電・ドライヤー・ヘアアイロン等高出力家電は絶対NGです。
スマホの急速充電やノートPCも「ACアダプター必携」。USB Type-A中心の車両が多いので、Type-Cユーザーは変換アダプターや2WAYケーブルがあると便利。
夜間・消灯タイムや大容量充電中は発熱・発火リスクにも注意。出発前にケーブルをチェックし、挿しっぱなし放置は避けましょう。
予約~乗車前の「設備チェックリスト」
- 公式予約サイトや比較サイトで「充電設備アイコン」を確認
- 不明な場合はカスタマーサポートにメールまたは電話で問い合わせ
- 必要な場合は「コンセント設置座席の指定」や「充電可能便の明記」で選ぶ
- モバイル機器の種類・対応端子(Type-A/C)が合うか自分で事前確認
モバイルバッテリーとの併用もおすすめ
車両トラブルや自席設備不備に備え、モバイルバッテリーもサブで持参を推奨します。小型・軽量・急速充電タイプが便利です。
\ 高速バス予約で最大5%還元 /
夜行バスで役立つ充電アイテム3選

現在、各バス会社で座席ごとの充電設備は拡充してきていますが、全席利用可でないケースも残っており、充電グッズは依然必須アイテムです。
ここでは、「あってよかった!」と感じる王道3アイテムとともに、それぞれの選び方・活用例・失敗しないポイントを詳しく紹介します。
モバイルバッテリー
スマホ利用が増える現代では、従来の5000mAh程度だと“朝には残量ゼロ”になってしまいがち。夜行バスや混み合う長距離便では、
- 10000mAh(スマホ2~3回充電可能)
- 用途拡大する人は20000mAh超(タブレット併用、同乗者とシェアなど)
あたりを安心基準に選ぶのが主流です。
また、最近の多くのスマホやタブレットは「PD(Power Delivery)」や「QC(Quick Charge)」の急速充電規格に対応しています。これに準拠したバッテリーなら、
30分〜1時間で80%以上充電可能。USB-A/USB-C両ポート搭載なら異なるデバイスも同時充電。
移動中のスキマ時間でもしっかり充電できます。
高耐久&長尺の充電ケーブル
夜行バスのコンセントやUSBポートは、「足元」「壁」「窓下」「座席の間」など、車両によって位置がバラバラ。標準1m未満だと“届かない、手元で操作できない、ケーブルが張って不快”なんてことも。
1.5m〜2mのロングケーブルなら、有線イヤホン利用時や荷物の中で充電しながら使う時にもストレス無し。
「断線しやすい」「折れ曲がり部分の張り」が気になる場合、ナイロン編みの二重被覆やL字型端子、根元加強構造などの耐久モデルを選びましょう。
PD/QC対応ケーブル、3Aや5A高出力モデルならモバイルバッテリーやバス座席の急速充電貨も最大限活かせます。
マルチ端子タイプが便利
iPhone・Androidユーザーが混在する時や、タブレット&イヤホン&Wi-Fiルーターなど複数機器充電時には「Type-C/Lightning/microUSB対応のモバイルケーブル」が効率的。
また、車両のUSB端子がType-A中心でも、Type-Cデバイス側だけ変換アダプタ(またはA to Cケーブル)を持つとどこでも安心です。
スマホスタンド・ホルダー
夜行バスでの楽しみの1つが、スマホやタブレットを使った動画視聴。
でも手持ちだと、
- 画面を支える腕が疲れる
- 揺れや姿勢でうまく見えず、不安定
- 横向きで操作するとケーブルが邪魔になる
といった悩みが付き物です。
そこで活躍するのが、充電しながら使えるスマホスタンドなんです。
バッグやポケットに収まる、手のひらサイズの折り畳みタイプならバス以外でも駅・空港・休憩所などどこでも重宝します。
軽量でも無段階角度調整可能モデルなら、座席や自分の背丈に合わせて快適なポジションが保てます。
さらに便利な機能
- クリップ型ならテーブルや肘掛けなど幅広い場所に固定できる
- 滑り止め付き+充電ケーブルのスペースがあるタイプなら、充電しながら安定して使える
- 2000円以内で高機能・多用途のモデルが多数。ビジネスにもプライベートにも◎
\ 高速バス予約で最大5%還元 /
夜行バスの車内では充電マナーを守ろう
夜行バスでの充電は、周りの乗客への配慮を忘れずに行うことが大切です。
ここでは、夜行バスでの充電マナーの基本と、トラブル時の適切な対処法について解説します。
充電マナーの基本
座席の充電設備は多くの場合「1人1口」が前提となっているため、本当に必要なときに、必要なだけ使うことが基本です。充電が終わったら速やかにアダプター等を抜き、次の利用者のために譲る心づかいが重要です。
また、限られた車内空間では延長コードなどの使用は禁止されている場合がほとんどです。感電事故や転倒リスクにつながるため、自分の席で直接利用しましょう。
スマートフォンの画面は、暗い車内では特に明るく見えがちです。動画を見たり作業をしたりする際は、画面の輝度を下げたり、角度を調整したりするなど、周りの人の睡眠を妨げないよう心掛けてください。
充電中の音や通知音も、なるべく消音設定にしておくのがマナーです。もし着信があっても、その場で通話せず、必要なら休憩時に対応しましょう。
トラブルが起きた場合の対処法
万が一、充電用コンセントやUSBポートが壊れている、あるいは他の利用客と利用時間の調整が必要な場合には、早めに乗務員へ相談するのが一番です。
無理やり壊れたコンセントを使おうとせず、不具合で使えない場合は他の座席への移動や、モバイルバッテリーの貸し出しなど、可能な範囲で対応してもらえることも珍しくありません。
また、ケーブルの忘れ物や備品のトラブルが発生したときは、サービスエリアの売店でケーブルを購入できる可能性もありますし、同乗者に借りるという選択肢もあります。
どうしてもコンセントの数が足りない場合、お互いに使用時間を譲り合って公平に使えるよう工夫しましょう。
まとめ
夜行バスの充電環境はここ数年で大きく進化していますが、それでも車両ごとの設備差や混雑時のトラブルには、利用者一人ひとりの工夫や配慮が不可欠です。
モバイルバッテリーや長尺ケーブル、スマホスタンドなどのアイテムを揃えておけば、アクシデント時も安心。
また、譲り合いや静かに使うといったマナーを大切にすることで、誰もが気持ちよく過ごせる空間を実現できます。
夜行バスを「ただの移動」ではなく、スマートに楽しむための快適空間に変えていきましょう。
\ 高速バス予約で最大5%還元 /