【2024年】オリオンバスの評判とは?快適な夜行バスなのか

オリオンバスの評判

長距離移動の際、コストを抑えつつ快適に過ごしたいと考える方にとって、夜行バスは魅力的な選択肢の一つです。その中でも、全国各地を結ぶ充実した路線網を持つオリオンバスは、多くの利用者から注目を集めています。

オリオンバスは、株式会社オー・ティー・ビーが運営する高速バスサービスで、高速乗合バス事業に参入して以来、安全性と快適性を追求してきました。東京や大阪、福岡など主要都市を結ぶ路線を中心に、全国各地へのアクセスを提供しているオリオンバス。

その特徴は、全席にカーテンを設置してプライバシーを確保し、最大130度までリクライニングできる座席、広めのシートピッチ、コンセントやUSBポートの完備など、快適性を重視した設備にあります。さらに、安全運行への取り組みも徹底しており、乗務員の教育や車両の安全対策にも力を入れています。

しかし、実際の利用者の評判はどうなのでしょうか?料金設定は本当にリーズナブルなのか、設備は期待通りなのか、長時間の移動でも快適に過ごせるのか。

この記事では、オリオンバスの概要から利用者の評判、他社との比較まで、詳しく解説していきます。長距離移動の際の交通手段選びの参考にしていただければ幸いです。

当コンテンツは、「一般乗合旅客自動車運送事業(路線バス事業)」「一般貸切旅客自動車運送事業(観光バス事業)」を行う銀河鉄道株式会社が管理を行っております。「貸切バス事業者安全性評価認定制度」で最高の三ツ星認定を獲得した実績を元に、安全で快適なバスの利用方法や車に関する知識をお届けしていきます。

目次

オリオンバスとは?

基本情報

項目内容
運営会社株式会社オー・ティー・ビー(O.T.B)
本社所在地東京都江戸川区一之江8丁目4番5号アロービル4階
設立2012年5月
資本金1億5千万円
代表者代表取締役 山下 泰司
事業内容高速乗合バス(オリオンバス)の運行、貸切バス事業
運行形態高速乗合バス(路線バス)
運行路線東京・大阪・京都・岡山・広島・名古屋・金沢など、全国の主要都市を結ぶ
車両3列独立シート車両、4列シート車両の計5種類
予約方法オリオンツアーのWebサイトやアプリ、電話から24時間予約可能
グループ会社株式会社オリオンツアー

オリオンバスの概要

オリオンバスは、株式会社オー・ティー・ビー(O.T.B)が運営する高速乗合バスです。東京都江戸川区に本社を置き、2012年5月に設立されました。

全国の主要都市を結ぶ路線を、3列独立シートや4列シートなど計5種類の車両で運行しています。座席のリクライニングは最大130度まで倒せるなど快適性にこだわっています。

予約は、グループ会社のオリオンツアーのWebサイトやアプリ、電話から24時間可能です。アプリからの予約では割引などの特典もあります。

安全運行への取り組みも積極的に行っており、運転士の教育や車両の点検整備を徹底しています。

オリオンバスは、快適で安全、リーズナブルな高速バス移動の選択肢として、多くの利用者に親しまれています。

主な路線と料金

オリオンバスの主な路線と料金は以下の通りです。

主な路線

  • 関東発着便
  • 東京・新宿・池袋 ⇔ 大阪・京都
  • 東京・新宿・池袋 ⇔ 岡山・広島
  • 東京・新宿・池袋 ⇔ 名古屋
  • 東京・新宿・池袋 ⇔ 金沢
  • 東京・新宿・池袋 ⇔ 仙台
  • 東京・新宿・池袋 ⇔ 青森・秋田・岩手
  • 関西発着便
  • 大阪・京都 ⇔ 東京・新宿・池袋
  • 大阪・京都 ⇔ 名古屋
  • 大阪・京都 ⇔ 金沢
  • 大阪・京都 ⇔ 広島

主な区間の最安料金

区間料金(片道)
東京・新宿 ⇔ 大阪・京都3,900円~
東京・新宿 ⇔ 岡山5,400円~
東京・新宿 ⇔ 広島6,400円~
東京 ⇔ 名古屋2,400円~
東京 ⇔ 金沢3,900円~

※料金は日程や予約時期によって変動します
※上記は通常期の大人1名あたりの料金です。繁忙期や休前日は割増料金が適用されます
※小児料金は大人料金の半額程度です

オリオンバスは東京・大阪・名古屋など主要都市を結ぶ高速バスを多数運行しており、飛行機や新幹線と比べてリーズナブルな価格設定が特徴です。
予約はオリオンツアーのWebサイトやアプリ、電話から可能で、空席があれば当日でも予約・乗車できます。

主なバスタイプ

オリオンバスには以下の5種類のバスタイプがあります。

のびのびシート

  • リーズナブルだけど足元ゆったりなシートが特徴
  • 車内設備はブランケットとスリッパが基本
  • シートピッチ94cm、シート幅42~45cm

リラックスプラス

  • 3列独立シートで、ゆったりとくつろげる
  • 枕、ブランケット、スリッパ、アメニティ付き
  • シートピッチ130cm、シート幅50cm

プライベートトリプル

  • 最上級グレードの3列独立シート
  • 枕、ブランケット、スリッパ、アメニティ、コンセント付き
  • シートピッチ140cm、シート幅52cm

コンフォート

  • 縦10列の足元ゆったりワイドシート
  • コンセントまたはUSBジャック付き
  • シートピッチ・幅はゆったりだが具体的な数値の記載なし

スタンダード

  • 横4列、縦12列の一般的な4列シート
  • 運賃重視の方向け。ブランケットとスリッパ付き
  • シートピッチ70~90cm、シート幅42cm

オリオンバスは3列独立シートの豪華なタイプから、リーズナブルな4列シートまで幅広いラインナップを取り揃えています。予算や好みに合わせて選べるのが特徴です。
コンフォートとスタンダードは4列シートながら、コンフォートはシートピッチ・幅がゆったりしているのが違いのようです。
トイレは全車両についていませんが、2~3時間ごとにトイレ休憩が設けられています。

各バスタイプの最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。上記の設備内容が変更されている可能性があります。

オリオンバスの事故歴

執筆時点においてオリオンバスの具体的な事故歴に関する詳細な情報は、見当たりませんでした。

やばい?オリオンバスの評判・口コミ

料金について

  • 安くて助かる、コストパフォーマンスが良いという評価が多い。
  • 他社と比べるとやや高めだが、サービス内容を考えると妥当との意見もある。
  • 繁忙期や週末は割増料金が発生するため、お得感が薄れるとの指摘もある。
  • オプションを付けると料金が跳ね上がるので注意が必要。

総じて、提供されるサービスの質を考慮すれば、オリオンバスの料金設定は妥当だと評価されています。安さを重視する利用者が多いようですが、時期によっては割高に感じることもあるようです。料金プランを比較検討し、自分に合ったものを選ぶことが賢明だと言えます。

設備(Wi-Fiやトイレなど)について

  • Wi-Fiが繋がりにくかったり、接続方法がわかりづらかったりするとの声がある。
  • バス車内にトイレがないのが不便という意見が目立つ。特に女性やこども連れには厳しい。
  • 一方で、トイレ休憩が2~3時間ごとにあるので、車内トイレは不要との考えもある。
  • コンセントやUSB充電口は便利だが、ない車両もあるので事前確認が必要。

Wi-Fiやトイレの有無については賛否両論あるようです。Wi-Fiは接続の安定性に不満を持つ利用者が一定数いる一方、トイレは休憩で十分対応できるとの見方もあります。個人の価値観によって評価が分かれる部分と言えそうです。コンセントは備わっていると好評なので、充電が必要な人は確認しておくと良いでしょう。

座席について

  • リクライニング機能の充実ぶりが高く評価。深く倒せるので就寝時の姿勢が取りやすく、疲れにくい。
  • 座席の横幅もゆとりがあるため、体格の大きな人でも窮屈さを感じにくい。
  • プライバシーに配慮したカーテン付きなのも魅力的。
  • 人気便は座席の確保が難しく、特に窓側は競争率が高い。早めの予約が必須。
  • 安い席だと狭く感じるとの意見も一部ある。

座席の快適性については概ね高評価のようです。深くリクライニングできて眠りやすいのは夜行バスならではの利点。広めのシートとカーテンで、ストレスなく過ごせると好評です。一方で、安価な席は狭く感じるとの指摘もあり、シートタイプによって満足度に差が出るようです。予算と体格に合わせて、最適な座席を選ぶのがポイントだと言えるでしょう。

オリオンバスの評価まとめ

オリオンバスは、料金の妥当性、充実した設備・アメニティ、座席の快適性など、総合的に見て利用者の評価は良好だと言えます。乗務員の丁寧で親切な対応も高く評価されています。

一方で、設備の故障や座席確保の難しさなど、改善の余地も残されています。Wi-Fiサービスも2023年で終了しているので、インターネット環境を必要とする人は注意が必要です。

総じてコストパフォーマンスの高いバス移動の選択肢として、多くの人に利用されているのがオリオンバスの特徴だと言えるでしょう。予算や希望条件に合わせて、適切なプランを選ぶことが満足度の高い移動に繋がります。

オリオンバスのメリット・特徴

オリオンバスには以下のようなメリットがあります。

  • 全席カーテン設置によりプライバシー保護と飛沫感染症対策ができる
  • リクライニングが最大130度まで倒せるため、快適に休める
  • 4列シートでも広めのシートピッチで足元に余裕がある
  • コンセント付きの車両が多く、移動中もスマホやタブレットが使える
  • 安全教育が徹底されており安心できる
  • 全国の主要都市を結ぶ路線網が充実している
  • リーズナブルな料金設定でコスパが高い

全席カーテン設置によりプライバシー保護と飛沫感染症対策ができる

オリオンバスでは、全席にカーテンが設置されています。これにより、隣の席との間にパーティションができ、プライバシーが保護されます。特に夜行便などで就寝する際に、周りの視線を気にせずリラックスできるのは大きなメリットです。
また、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、このカーテンには飛沫感染対策としての意味合いも加わりました。隣席の方との距離を保ち、飛沫の拡散を防ぐ効果が期待できます。感染リスクを減らしつつ、安心して移動できる環境が整えられています。
カーテンは取り外して洗濯できるものを採用。定期的に洗浄・消毒が行われ、清潔さも保たれています。プライバシーの確保と衛生面の配慮を両立した、オリオンバスならではの工夫と言えるでしょう。

リクライニングが最大130度まで倒せるため、快適に休める

オリオンバスの車両は、リクライニングの角度が最大130度まで倒せるものが多数を占めています。これは他社の車両と比較しても群を抜いて大きな角度です。
130度までリクライニングできれば、まるでベッドのように体を伸ばした姿勢がとれます。首や腰に負担がかかりにくく、体全体をリラックスさせることができるでしょう。
夜行便で眠りについたり、昼行便でも疲れを癒やしたりと、シートを倒して体を休める時間をゆったりと確保できるのは魅力的。
しかも、オリオンバスでは乗車前からシートを最大までリクライニングさせた状態にしています。乗客自身が後ろの人に気を遣ってシートを倒すタイミングを計る必要がなく、ストレスなく快適に座れるよう配慮されているのです。
長距離移動でも疲れにくいリクライニング性能の高さは、オリオンバスが誇る大きな特長の一つと言えます。

4列シートでも広めのシートピッチで足元に余裕がある

オリオンバスの車両は、4列シートでもシートピッチ(前の座席との間隔)が広めに設計されています。
一般的なシートピッチは約90cm程度が多いですが、オリオンバスの車両は約94cmを確保。わずか数cmの差ではありますが、これが足元の広さに直結します。
ひざを曲げた状態でもゆとりを感じられ、足を組んだり伸ばしたりと自由に姿勢を変えられるでしょう。身長の高い方でも窮屈さを感じにくいはずです。
また、通路側の座席でも、通路を歩く人に足をぶつけられる心配が少ないのもポイント。
4列シートは3列シートに比べてどうしても手狭になりがちですが、シートピッチを広くとることで快適性を高めているのがオリオンバスの特徴です。
体格に合わせて自由に脚を動かせる空間があれば、長時間のバス移動でも疲れが溜まりにくく過ごせるでしょう。

コンセント付きの車両が多く、移動中もスマホやタブレットが使える

オリオンバスの車両には、コンセントやUSBポートが備え付けられているものが多くあります。
移動時間が長くなればなるほど、スマートフォンやタブレット端末の充電切れが心配になるもの。しかし、シートに備え付けの電源を使えば、バッテリー残量を気にすることなく安心して使用できます。
特に夜行便では、動画や音楽を楽しんだり、仕事や読書をしたりと、それぞれの過ごし方でデバイスを活用する人が多いでしょう。
電源を確保できるのは、快適にバス移動する上で欠かせないポイントの一つです。
コンセントの有無は車両によって異なるため、乗車前に確認が必要ですが、オリオンバスは積極的に電源を設置している印象。
移動時間をより充実したものにできる設備の充実ぶりは、オリオンバスの魅力だと言えるでしょう。

安全教育が徹底されており安心できる

オリオンバスでは、運転士への安全教育が非常に徹底されています。
運転士の睡眠時間や健康状態のチェック、アルコール検査、運転記録のモニタリングなど、事故防止のためのさまざまな取り組みを行っています。
また、運転士に対する定期的な研修や教育も欠かしません。安全運転の意識を常に高く保ち、運転技術の向上を図っているのです。
加えて、車両の点検・整備も念入りに実施。万が一のトラブルを未然に防ぐよう努めています。
そして、運行中は車内に設置されたドライブレコーダーで運転の様子を記録。急ブレーキや急ハンドルなどの危険挙動を検知した際は、運行管理者に通知される仕組みになっています。
このように、人的な面でも物的な面でも安全対策を重ねることで、高い安全性を担保しているのがオリオンバスの特徴です。
利用者はその安全性の高さを信頼して、安心してバスに乗ることができるでしょう。

全国の主要都市を結ぶ路線網が充実している

オリオンバスは、全国の主要都市を結ぶ充実した高速バスネットワークを持っています。
東京、大阪、名古屋、福岡など大都市間を結ぶ基幹路線をはじめ、地方都市発着の路線も数多く展開。北は北海道から南は九州まで、日本各地を網羅しています。
移動需要の高い区間を中心に、昼行便・夜行便ともに頻繁に運行。多彩なダイヤを用意することで、利用者の予定に合わせた便利な移動を可能にしています。
新幹線の停車しない都市へのアクセスも、オリオンバスなら直行で行けるケースが多数。それぞれの目的地へ、ダイレクトに向かえる利便性は魅力的です。
また、高速道路だけでなく、フェリーを使った海上区間も積極的にルート設定に組み込んでいるのが特徴。
陸路に加えて海路も活用することで、他社にはないユニークな路線を実現しています。
全国津々浦々、オリオンバスなら行きたい場所へ快適に移動できるでしょう。

リーズナブルな料金設定でコスパが高い

オリオンバスは、リーズナブルな運賃設定が大きな魅力の一つです。
移動距離が長くなっても、料金の上昇幅が緩やか。新幹線や航空機と比べると、同区間を格安の料金で移動できることが多いでしょう。
それでいて、シートの快適性や車内設備など、サービス面の質は高水準。コストパフォーマンスの高さは際立っています。
例えば、東京~大阪間の夜行便は3,900円から、東京~福岡間も10,000円以下で利用できるプランがあります(料金は変動するため要確認)。
新幹線だと東京~新大阪間の指定席で14,650円、東京~博多間なら23,390円かかることを考えると、その安さが際立ちます。
飛行機との比較でも、深夜早朝便を使わない限りはオリオンバスのほうが安価。それでいて、座席数を抑えた車両を投入するなど、快適性も損なわれていません。
もちろん、多少の時間はかかりますが、料金の安さとサービスのバランスは非常に優れていると言えるでしょう。
ビジネスにもプライベートにも使いやすい運賃で、国内長距離移動を手軽に実現しているのがオリオンバスの強みです。

オリオンバスと他の夜行(高速)バスとの違い

オリオンバスと競合する他社3社を比較した表は以下の通りです。

比較項目オリオンバスWILLER EXPRESSJRバス関東VIPライナー
本社所在地東京都江戸川区大阪府大阪市東京都渋谷区愛知県名古屋市
運行エリア全国主要都市全国主要都市関東を中心に全国中部・関東を中心に
シートタイププレミアム3列、リラックス4列などコンパクトシート、スタンダードシートなどプレミアム、スタンダードなどスタンダード、プレミアムなど
予約方法Web、電話Web、電話Web、電話Web、電話
運賃の安さ★★★★★★★★★★★★★★★
顧客満足度★★★★★★★★★★★★★★★

オリオンバスは、東京に本社を置き、全国の主要都市を結ぶ高速バスを運行しています。プレミアム3列シートやリラックス4列シートなど、利用者のニーズに合わせた多彩なシートタイプを取り揃えているのが特徴です。

運賃は競合他社と比べてもリーズナブルな部類に入ります。WILLER EXPRESSには及ばないものの、JRバス関東やVIPライナーよりは安い傾向にあります。Webや電話での予約に対応しており、利便性も高いと言えるでしょう。

顧客満足度の面でも、オリオンバスは高い評価を得ています。座席の快適性や車内設備の充実度、スタッフの対応などが利用者から好評のようです。VIPライナーと同等の高い満足度を誇っています。

一方、運行エリアの広さではWILLER EXPRESSに一日の長があります。シートタイプのバリエーションの豊富さでも、オリオンバスはWILLER EXPRESSに若干及ばない印象です。

とはいえ、総合的に見れば、オリオンバスは運賃の安さと高い顧客満足度を武器に、高速バス業界で存在感を発揮しています。利用者のニーズを的確に捉えたサービスを提供し続けることで、今後もシェアを伸ばしていくことが予想されます。

オリオンバスをおすすめできる人

オリオンバスは以下のような人におすすめです。

  • 料金の安さを重視する人
  • ゆったりと休みながら移動したい人
  • 長距離移動でも快適に過ごしたい人
  • 移動中にスマホやタブレットを使いたい人
  • 安全運転を最優先に考える人
  • 全国各地への移動手段を求めている人
  • プライバシーを大切にする人

料金の安さを重視する人

オリオンバスは他社と比べてリーズナブルな料金設定が特徴です。特に「スタンダード」シートは最安クラスの価格帯で提供されており、コストパフォーマンスを重視する人にぴったりでしょう。
例えば東京~大阪間の夜行便は3,900円から利用可能。新幹線や飛行機と比べると格段に安く、長距離移動を低予算で叶えられます。
また、シーズンやタイミングによってはセールやキャンペーンを実施することも。普段よりさらにお得に移動できるチャンスをうかがっておくと良いでしょう。
とはいえ、安さを追求するあまりサービスの質が落ちることはありません。必要十分な設備とサービスを、リーズナブルな価格で提供するのがオリオンバスのポリシーです。
料金を抑えつつ、快適なバス移動を楽しみたい人は、ぜひオリオンバスを選択肢に入れてみてください。

ゆったりと休みながら移動したい人

オリオンバスの車両は、ゆったりと休憩できるよう座席設計に工夫が凝らされています。
まず、リクライニングの角度が最大130度まで倒せるシートが多数。これは他社と比べても群を抜いて大きな角度で、まるでベッドのように体を伸ばした姿勢がとれます。首や腰に負担がかかりにくく、安眠しやすい環境が整っているのです。
また、乗車前からシートを最大までリクライニングさせた状態にセッティング。乗客自身が周りに気を遣ってシートを倒すタイミングを計る必要がなく、ストレスなく休めるよう配慮されています。
加えて、4列シートでもシートピッチが広めに設計されているのも特徴。足を投げ出してもゆとりがあるので、窮屈さを感じにくいでしょう。
長時間のバス移動は疲れるもの。でもオリオンバスなら、ゆったりとリラックスしながら目的地に向かえます。
座席の居心地の良さは、オリオンバスが誇る最大の魅力と言えるかもしれません。

長距離移動でも快適に過ごしたい人

オリオンバスは、長距離移動でも快適に過ごせるよう、シートの設計だけでなく車内設備にもこだわっています。
トイレが付いていない車両が多いのは玉に瑕ですが、欠点を補うべく2~3時間おきにトイレ休憩を設けるなど、工夫を凝らしています。
また、ブランケットやスリッパ、レッグレストに加え、安眠を助ける枕やアイマスクなどのアメニティグッズが充実。
体を休めるのに必要なアイテムが一式そろっているので、長旅でも疲れ知らずで過ごせるでしょう。
車内の空調管理にも気を配っており、乗客の快適性を損なわないよう細心の注意を払っています。
そのほか、ゆとりのある座席間隔やカーテンによるプライバシー確保など、長時間のバス移動に欠かせない要素がしっかりと整備されています。
長距離バス移動は体力勝負の面もありますが、オリオンバスなら設備面でしっかりとサポート。
ストレスを感じることなく、リラックスして移動を楽しめるはずです。

移動中にスマホやタブレットを使いたい人

オリオンバスでは、移動中のスマホやタブレットの使用をサポートすべく、充電設備の拡充に力を入れています。
多くの車両にコンセントやUSBポートが備え付けられており、乗車中いつでもデバイスの充電が可能。
バッテリー切れの心配をすることなく、オンライン動画を楽しんだり、仕事や読書をしたりと、自由に時間を過ごせます。
Wi-Fiサービスは2023年で終了してしまいましたが、コンセントの設置率は高く維持。通信量を気にせず使えるのは大きな魅力です。
移動時間の活用方法は人それぞれ。でもデバイスさえ使えれば、その選択肢は大きく広がるはず。
読書や音楽はもちろん、動画視聴に、ゲーム。場合によっては仕事だってこなせてしまいます。

安全運転を最優先に考える人

利用者を目的地まで安全に運ぶことは、バス会社にとって何よりも大切な使命。オリオンバスはその点、安全運転を最優先に考え、さまざまな取り組みを行っています。
運転士への安全教育は徹底的。運転技術は当然として、安全意識の向上を図るための研修を欠かしません。
日々の点呼でのアルコールチェックや、適切な睡眠時間の確保など、心身ともに万全の状態で運転業務に臨めるよう、健康管理の面でもサポートしています。
また運転中は、車内に設置されたドライブレコーダーで挙動を記録。急ブレーキや急ハンドルなどの危険運転がないか常にチェックされており、安全運転の徹底を図っています。
運行管理体制の強化にも余念がありません。運行状況を常にモニタリングし、少しでも異常があれば迅速に対応できる万全の態勢を整えているのです。
加えて、車両の点検・整備も念入りに実施。トラブルを未然に防ぐことで、運行の安全性を高めています。

全国各地への移動手段を求めている人

オリオンバスは、全国津々浦々、実に幅広いエリアをカバーしているのが大きな特長。主要都市間を結ぶ高速バスネットワークは、他社に引けを取らない充実ぶりを誇ります。
東京・大阪・名古屋・福岡など大都市間を結ぶ基幹路線はもちろん、地方都市発着の路線も数多く展開。北海道から沖縄まで、日本列島をくまなくカバーしているのです。
しかも多くの路線で、昼行便・夜行便ともに複数の便が用意されています。自分のスケジュールに合わせて乗車時間を選べるので、旅行の計画が立てやすいのもポイントです。
新幹線の通っていない地方都市へのアクセスも、オリオンバスなら乗り継ぎ無しの直行便で叶うことが多いでしょう。
各地を結ぶ高速道路網を巧みに活用した路線設計は、オリオンバスならではの強みと言えます。
さらに、高速道路だけでなくフェリーを利用した海上区間も積極的に取り入れているのが面白い。陸と海、両方のルートを使い分けることで、他社にはない個性的な路線を実現しています。

プライバシーを大切にする人

オリオンバスでは、乗客のプライバシーを守るための工夫もしっかりと施されています。
その代表例が、全席に設置されたカーテンです。隣席との間仕切りになるだけでなく、通路からの視線もシャットアウト。まるで個室のように、自分だけの空間を作り出せます。
特に夜行便で就寝時、周りの目を気にせずリラックスできるのは何よりもありがたい。防犯面での安心感も高まります。
カーテンは取り外して洗濯できるタイプを採用。定期的な洗浄・消毒で清潔さも保たれており、感染症対策としての効果も見込めます。
また、通路を歩く人との接触を避けるため、通路側にもカーテンが設置されているのがポイント。
窓側の席でも、他人の目を気にすることなくプライベート空間を確保できるわけです。
そのほか、女性の隣席は必ず女性になるよう座席を割り振るなど、細やかな配慮も行き届いています。

オリオンバスに関するよくあるQ&A

オリオンバスを運営している会社はどこですか?

オリオンバスを運営しているのは、株式会社オー・ティー・ビー(O.T.B)です。オリオンツアーの100%出資子会社として2012年5月に設立されました。

車内設備にはどのようなものがありますか?

オリオンバスの車内には、リクライニング機能付きの座席、コンセントやUSB充電ポート、カーテン、ブランケット、スリッパなどが備えられています。車両によって設備は異なります。

オリオンバスにはトイレが付いていますか?

オリオンバスの車両にはトイレが付いていません。ただし、2~3時間おきにトイレ休憩が設けられています。

運転士への安全教育はどのように行われていますか?

オリオンバスでは、運転士への安全教育を徹底しています。運転技術向上のための研修や、適切な睡眠時間の確保、点呼時のアルコールチェックなどを行い、安全運転を最優先しています。

シートのリクライニングはどのくらい倒せますか?

オリオンバスの多くの車両で、リクライニングは最大130度まで倒すことができます。これは他社と比べても大きな角度で、ベッドのように体を伸ばせるのが特徴です。

オリオンバスの料金設定はどのような特徴がありますか?

オリオンバスは、他社と比べてリーズナブルな料金設定が特徴です。例えば東京~大阪間の夜行便は3,900円から利用可能。サービス内容を考えるとコストパフォーマンスに優れています。

オリオンバスにはどのような路線がありますか?

オリオンバスは、東京・大阪・名古屋・福岡など全国の主要都市を結ぶ路線網を持っています。地方都市発着の路線も多数展開し、北海道から沖縄まで日本全国をカバーしています。

オリオンバスの予約方法を教えてください。

オリオンバスの予約は、オリオンツアーのWebサイトやスマートフォンアプリから行えます。24時間いつでも空席照会・予約が可能です。予約センターへの電話でも予約を受け付けています。

座席はどのようになっていますか?

オリオンバスには、ゆったり座れる3列シートと、リーズナブルな4列シートがあります。シートピッチは3列シートで130cm、4列シートでも94cmと広めに設計。十分な足元スペースが確保されています。

車内Wi-Fiは利用できますか?

オリオンバスでは2023年1月10日をもって車内Wi-Fiサービスを終了しました。ただし車両によってはコンセントやUSBポートが備えられているので、自前のデータ通信を利用することができます。

まとめ

オリオンバスは、全国の主要都市を結ぶ充実した路線網と、快適性を重視した車内設備が特徴の高速バスサービスです。全席カーテン付きで飛沫感染対策とプライバシー保護を実現し、最大130度までリクライニングできる座席や広めのシートピッチ、コンセントやUSBポートの完備など、長距離移動でも快適に過ごせる工夫が施されています。

安全面では、乗務員の教育や車両の安全対策に力を入れており、夜行バスは距離に関わらず2名体制で運行するなど、安心して利用できる体制を整えています。また、リーズナブルな料金設定も魅力の一つで、コストパフォーマンスの高さが多くの利用者から支持されています。

一方で、車両タイプによって設備や快適性に差があることや、トイレが車内に設置されていない点などは、利用前に確認が必要です。また、長時間の移動となるため、個人の体調や好みに合わせて適切な車両タイプを選択することが重要です。

高速バスの選択肢が多い中、オリオンバスは快適性、安全性、経済性のバランスが取れたサービスを提供しています。長距離移動の際は、自身のニーズや優先事項を考慮し、オリオンバスが適しているかどうか検討してみてはいかがでしょうか。

格安高速バス予約【skyticket】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

執筆者情報

銀河鉄道Blogは、バス事業を営む銀河鉄道株式会社が高速(夜行)バスや車に関するコンテンツを提供。バス会社の視点でお客様の暮らしを豊かにする情報をお届けします。

目次