新幹線や飛行機のほか、夜行バスの個室型シートが急速に注目を集めています。
従来のバス移動のイメージを覆す、プライバシー性や快適性が大きく向上した最新の夜行バスでは、まるで自分専用のマイルームで移動できる贅沢さが魅力。
この記事では、進化したシートやリラックスできる個室の設備を紹介。
利便性に加え、家族連れや荷物の多い利用者にも最適な理由まで詳しく解説します。
ビジネス利用も帰省も、個室なら移動時間そのものが快適な旅の一部に変わりますよ。
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夜行バス個室で快適な移動を実現できる

夜行バスの個室は、プライバシーを確保しながら快適に移動できる空間です。周りの乗客を気にせず、自分だけの時間を思う存分楽しめるでしょう。
ここでは、夜行バスの個室ならではの過ごし方について、詳しく解説していきます。
プライバシーを守れる個室で、自分専用のリラックス空間
夜行バスの個室は周囲と完全または半分仕切られており、移動中もプライバシーが守られます。
読書や映画の視聴、音楽鑑賞など、自分だけの時間を周囲を気にせず満喫できます。
新幹線や飛行機と比べても、一人きりの空間でリラックスできる点が大きな魅力です。
個室内でできること
- 好みの本や電子書籍を読む
- イヤホンで音楽を楽しむ
- タブレットやスマホで映画鑑賞
- ゆったりと体を休める
進化したシートで仮眠も快適
最新の夜行バス個室には、リクライニング角度が大きくフルフラット近くまで倒せるシートが主流になっています。
一部車両ではマッサージ機能やブランケット付き、照明調節、電源コンセント完備の個室もあります。
「狭いのでは?」という不安もありますが、体を横にして過ごすには十分なスペースが確保されています。
注意点
個室タイプによって、フルフラットまで倒せるかは異なります。予約時にリクライニング角度やシート幅をチェックしましょう。
また、全てのバスにマッサージ機能やUSBポート等が付いているわけではありません。事前の設備確認が大切です。
夜間移動でも安眠できる
バス車両は大型でサスペンション性能も高く、揺れが少なく設計されています。
また、運転士も夜間運行に慣れた安全運転を徹底しています。
旅慣れた人からは「しっかり眠れた」という声も多く、十分な休養をとれるのが個室型夜行バスの強みです。
快眠のポイント
- アイマスク・耳栓・ネックピローの持参がおすすめ
- 照明を落とし、リラックスできる環境作り
- スマホのブルーライトを避けると良質な睡眠につながる
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個室感のあるおすすめ夜行バス4選
ここでは、個室・半個室で快適な移動時間を提供する人気夜行バスをご紹介します。
各バスとも急な仕様変更や新グレード登場の可能性があるため、予約前に公式サイトで最新設備と運行区間・料金を必ずご確認ください。
全便共通として、プライバシー性や防犯面に配慮した個室設計と、スマホ充電・Wi-Fi・女性専用ゾーンなど快適機能が充実しています。
ドリームスリーパー(関東バス・両備バス)
- 東京~大阪間を運行
- 業界初の全11室「完全個室」タイプ
- 20,000円前後と高価格帯だが、新幹線グリーン車を超える豪華な設備
- NASAの「ゼログラビティ」理論を応用した電動リクライニング&フルフラットシート
- 全室カーテン、個別エアコン・コンセントや専用トイレ付き
- 主要便に女性専用個室あり
運行区間は東京~大阪間と限定的ですが、「全11室完全個室型」という業界初の仕様が最大の特徴です。
各個室は天井・左右・足元すべてが壁や扉、カーテンで仕切られており、公共交通機関であることを忘れてしまうほどのプライベート空間を実現。
座席はNASAの「ゼログラビティ」理論を応用した電動リクライニングシートを搭載。「フルフラット」に近い姿勢まで倒せるため、まるで移動できるベッドのように寛げます。
充電用コンセントやUSBポート、個別のエアコン、読書灯に加え、専用トイレまで完備されているのもハイグレードならでは。
一般的な夜行バスと比べ料金は高い(2万円前後)ですが、新幹線グリーン車や一部高級ホテルより上質な移動体験と言えるでしょう。
女性専用個室や女性保安エリアも用意されており、夜間移動でも安心感が高いのが魅力です。
ドリームルリエ プレシャスクラス(西日本JRバス・JRバス関東)
- 大阪~東京間を運行
- 4席限定の半個室シートを採用
- 最大156°リクライニング、ヒーター付きレッグレスト
- 全席iPad mini、USB/コンセント完備
- 木目調パネルとカーテンでプライベート空間を確保
- 全便Wi-Fi・女性専用席エリアあり
東京~大阪を結ぶJRグループの人気路線「ドリームルリエ」の中でも、最上級の「プレシャスクラス」シートは1便につきたった4席の特別な半個室です。
座席ごとに木目調パネルと厚手のカーテンで囲われており、周りからの視線や音をしっかり遮断。ほぼ独立した空間で過ごすことができます。
シートは最大156°までリクライニング可能で、ヒーター付きレッグレストも装備。横になって体をゆっくり休められます。
また、iPad miniが各席に設置され、映画や音楽、電子書籍など多彩なコンテンツを自分のペースで楽しめます。USBポートと電源コンセントも完備。
Wi-Fiや女性専用シート、隣席との間隔拡張など、快適さと安心面の両立が魅力。
車内は静かで落ち着いた雰囲気。深夜でも快適に目的地へ向かえます。
リボーン(ウィラーエクスプレス)
- 大阪・京都・神戸~東京・横浜・千葉を運行
- 18席のシェル型独立シート設計(半個室感)
- 最大155°リクライニング、フットレスト付き
- 明るさ調整、個別空調、防音設計
- 全席コンセント・USBポート・Wi-Fiを完備
ウィラーエクスプレスが展開する「リボーン」は、大阪・京都・神戸から東京・横浜・千葉など関東方面への運行ルートを持ちます。
シートはシェル型と呼ばれる独立設計で、両サイドが高いパーテーションに囲まれているため、隣の人がほとんど気になりません。
18席という少なさでゆったりと配置。最大155°リクライニングにフットレストがつき、長時間でも快適に過ごせます。
シートごとの明るさ調整、防音設計、個別空調をはじめ、全席コンセント・USBポート・Wi-Fiが利用可能な点がうれしいポイント。
荷物置き場や貴重品ボックスなど安全面の配慮も細やか。
出張や旅行、深夜発の利用でも、「睡眠の質を重視したい人」には最適です。
ラクシア(ウィラーエクスプレス)
- 大阪~東京間を運行
- 木目調で高級感ある半個室シート
- クッション性が高く、最大146°リクライニング
- 個別照明と空調で自宅のようにリラックス
- 全席コンセント・Wi-Fi完備、女性専用スペース設定
大阪~東京間で運行されている「ラクシア」は、木目調の高級感ある半個室シートを全席に採用しています。
各シートはクッション性に優れ、最大146°までリクライニング。身体を包み込む形状で、長時間でも負担がかかりにくい設計です。
個別照明と空調システムを完備しているため、自宅のリビングでくつろぐようなリラックス感を味わえます。
防音・防振への配慮もされており、夜行バス特有の「揺れ」や「騒音」も気になりにくい構造です。
車内の内装や照明は落ち着いた色合いで、カフェやコワーキングスペースに似た雰囲気が人気。
全席コンセント・Wi-Fiが利用可能、さらに女性専用スペースもあり、安心して利用できるのもポイントです。
夜行バスの個室は家族連れにもおすすめ

夜行バスの個室は、プライバシーを守れるだけでなく、家族連れの旅行にも非常に適しています。
最新の夜行バスでは半個室から完全個室まで幅広く選択肢が増え、小さなお子様づれでも気兼ねなく快適に過ごせるよう配慮されています。
子ども連れでも安心して過ごせる
個室タイプの座席なら、家族だけの空間を確保でき、周囲の目や音を気にせずに子どもの寝かしつけやお世話ができます。
夜泣きやぐずりが心配な場合でも、防音性の高いバスやパーテーション付きの半個室タイプなら、ほかの乗客を気にする負担が大きく軽減されます。
また、多くの個室型夜行バスではシートのリクライニング角度が大きく、子供を抱っこしたまま横になれるなど、長時間の移動も体への負担が少ない設計です。
利用するバス会社によっては、乳幼児や赤ちゃんの乗車が制限されている場合があります。夜泣きなどトラブル防止のため事前にバス会社へ確認が必要です。
荷物が多くてもすっきり快適
子供と一緒の旅行では、着替えやオムツ、ベビーグッズやおもちゃなど荷物が増えがちです。
個室や半個室タイプなら、通常より広めのスペースや足元の荷物置き場が確保されている場合が多いため、必要なものをすぐ出し入れでき、座席周りの整理も簡単。
途中で必要になったお菓子やタオルなども、手の届く範囲に整理して置けるのは家族旅行の大きなメリットです。
ベビーケアや休憩も安心
人目を気にせずにおむつ替えや授乳ができるのは個室型夜行バスならではの利点です。
一部のバスでは授乳ケープやおむつ替え用スペース、小さな洗面設備などが用意されていることもあります。
シートをほぼフルフラットにできるタイプも増えており、簡易ベッドとして使うことも可能。
赤ちゃんと横になりながらスキンシップをとる、体調の悪い子供がいれば静かな環境で休ませるなど、柔軟に対応できます。
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個室夜行バスで快適&スマートに東京・大阪間を移動
夜行バスは、東京・大阪間など長距離の移動にも便利な交通手段として注目されています。
渋滞リスクを抑え、ストレスフリーで目的地へ
夜行バスは主に深夜から早朝にかけて運行され、日中のような高速道路の渋滞リスクが格段に低くなります。
個室タイプなら、自分専用の空間でリラックスしながら移動できます。遮音性・遮光性の高い設計により、騒音や他人の目を気にせず休息でき、長距離運転による疲労感もありません。
シートはフルフラットやリクライニング機能が充実。ベッド感覚で横になることも可能です。
コストを抑えて気軽な帰省や手軽な旅行が可能
現在、東京・大阪間の新幹線(指定席)は片道約14,650円、往復では30,000円近くに達しますが、夜行バス(個室・一部ハイグレード便)は片道5,000〜10,000円程度から利用できます。
通常の夜行バスよりもアップグレードした個室タイプでも、新幹線グリーン車やホテル宿泊に比べて費用を抑えられるケースが多く、「もっと頻繁に帰省したい」「予算を抑えて旅行したい」方に最適です。
時期や選ぶバスによっては割引や早割も設定されており、リーズナブルに快適な移動ができます。
乗り換え不要で荷物も安心
大多数の夜行バスは東京・大阪いずれも都心エリアのバスターミナルを発着。乗降地近くまでダイレクトにアクセスできます。
個室内は十分なスペースが確保されており、大きなスーツケースや荷物も自分の間近に置いておけるため、荷物の移し替えや置き忘れの心配がありません。
途中の乗り換えも不要で、利用開始から到着まで座席(個室)でゆったりと過ごせます。小さなお子様連れの家族や荷物の多いビジネスパーソンにも好評です。
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個室夜行バスの車内設備をフル活用しよう
夜行バスの個室タイプは、以前と比べて設備が非常に充実しています。目的地までストレスフリーで過ごせるよう、多彩な装備が整っています。
個別照明やコンセントで「マイルーム」感覚
個室タイプでは、ほとんどの車両に読書灯や可動式の間接照明が標準装備されています。
好みの明るさで手元を照らせるため、夜間も快適に読書や作業が可能です。
また、各座席に電源コンセントやUSBポートが完備されているバスが主流で、スマートフォン・ノートパソコン・タブレット等の充電切れを心配せずに済みます。
ビジネス作業、SNS、趣味の時間も自分の空間で存分に楽しめます。
高速Wi-Fiで移動時間を有効活用
近年の夜行バス個室には、無料Wi-Fiが搭載されている便が多く、仕事や調べもの、動画視聴、電子書籍の読書など、ネット環境をフル活用できます。
たとえば、大容量の資料整理や、動画サービスで映画を観るといった使い方もスムーズ。
目的地までの移動を有効活用したいビジネスパーソンや、退屈になりがちな夜行移動を充実させたい方に最適です。
ラグジュアリーな設備やサービスで「ホテル気分」
最上級クラスの個室車両では、ホテルライクな装備がますます進化しています。たとえば…
- 全個室テレビ・オンデマンド視聴(映画・音楽など)
- オーディオ設備
- 独立空調やアロマ演出
- 高級感ある内装と照明
さらに、一部の夜行バスでは専用シャワールームや、ラウンジ・フリードリンクサービスを備えた便も登場しています。
こうした快適設備は、特別な時間を演出してくれるだけでなく、移動そのものをリフレッシュやリラックスの場に変えてくれます。
まとめ
夜行バスの個室は、プライバシーと快適性、機能性を兼ね備えた移動手段として大きく進化しています。
東京・大阪など長距離移動でもストレスなく休息でき、家族連れや大きな荷物を持つ方も安心して利用できます。
さらに、豪華な車内設備や直行便による利便性も魅力。移動の時間を単なる移動ではなく、自分だけのくつろぎやリフレッシュの時間へ。
最先端の夜行バス個室を活用し、賢く快適な旅時間を手に入れてください。
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